読書の記録266
◎『箸墓幻想』 内田康夫著 (毎日新聞社)
読みました。
家の近くのことなので、かなり興味を持って読みました。
第一章
畝傍考古学研究所
三輪山をしかも隠すか雲だにも情あらなむ隠さふべしや
額田王
第二章
当麻寺の春
うつそみのの人にある吾れや明日よりは二上山を弟背と吾が見む
大伯皇女
第三章
鴟と遊ぶ娘
畝傍山ほのかに霞立つからに春めきにける心地かもする
曾禰好忠
第四章
消えた都の伝説
こもりくの泊瀬の山の山の際にいさよふ雲は妹にかもあらむ
柿本人麻呂
第五章
遺された写真
紫草のにほえる妹を憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも
大海人皇子
第六章
大和女子大
あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとくいま盛りなり
小野老
第七章
戦没画学生
心とく先立ち行きてわれやまづ咲きし梢の花の上野に
最忍
第八章
黄泉の国の山
狭井河よ雲立ちわたり畝火山木の葉さやぎぬ風吹かむとす
伊須気余理比売
第九章
「神の手」の疑惑
鳴る神の音のみ聞きし巻向の檜原の山を今日見つるかも
柿本人麻呂
第十章
少女の死の秘密
三輪山の山辺眞麻木綿短木綿かくのみ故に長しと思ひき
万葉集
第十一章
死者の書
にぎはしく人住みにけり。はるかなる木むらの中ゆ人わらふ聲
釈迢空
気になったところ
まきむく古墳群の中で最大 箸墓古墳
箸墓古墳より古いホケノ山古墳
それより古い石塚古墳
中将餅
勝山古墳
日本最古の古墳
ホケノ山古墳から
画文体神獣鏡
またも浅見光彦シリーズ読みました。
やはりおもしろく、リラックスして読むことが出来よかったです。
また、この著者の本を読むでしょう。
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