読書の記録291
◎『泥の花 「 今、ここ」を生きる』 水上勉著(河出書房新社)
読みました。
気になったところ
浄書によって、文体と同時に作品を構成する骨法も学んだように思う。
たとえば、徳田秋声の骨法ーー現実描写から突然過去へ入って、
しかも自然に読めるという構成力は、実際に写してみないとわからない。
第四部
「しゃべるように書け」ーー宇野浩二・口述筆記に学ぶ
宇野浩二は、「しゃべるように書けばいいんですよ、しゃべるように書いた元祖は武者小路です」
宇野浩二に『小説の文章』『文章往来』という著書がある。
文章の工夫の呼吸がわかりやすく書かれている
ためになる情報も多い本でした。
手元において何回も読みたくなる本で
また読むでしょう。
#◎『泥の花 「 今、ここ」を生きる』 水上勉著(河出書房新社)
# 水上勉著(河出書房新社)
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