読書の記録164
◎『小説作法』 スティーブン・キング著 (アーティストハウス)
読みました。
気になったところ
作家を志すならばーーーよく書きよく読むーーーこの二つを避けて通る道はない。
類比、直喩、暗喩など、比喩は読んで嬉しく、書いて楽しい小説の隠し味である。
巧みな描写は、繊鋭な視覚と明快な表現を必要条件とする。
平明な語彙で鮮烈な映像を喚起するのが優れた描写である。
巧みな会話は技である以上に芸であるという私の持論ーーーーある。
訓練を積むことで上達する。
しかし訓練は完成を約束しない。
作家を志すならひたすら訓練に励むしかない。
ーーーーー、絶えず話を先へ進める努力を怠ってはならない。
もともと、文章の上達の秘伝などというものはどこにもありはしないから、学ぼうとして学べるものではないが、楽しい体験には違いない。
楽しく愉快にやることには、私も大いに賛成だ。
私はただ感興の赴くままに書くだけだ。
純粋に、書くことが楽しいから私は書く。
楽しみですることは長続きする。
私にとって、書くという行為は時に信念の証である。
絶望に唾する抵抗ともいえる。
いろいろと参考になることも多く、書きたいこともかなりあったのですが、書きすぎるといけないので、手元において、何回も読みたくなる本でした。
#『小説作法』 スティーブン・キング著 (アーティストハウス)
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