読書の記録264
◎『剣の道殺人事件』 鳥羽亮著 (講談社)
読みました。
この本は第36回江戸川乱歩賞受賞作品とのことで、
興味をそそられました。
最初から興味をそそられ
犯人やトリックが、かなり気になり
一気に読めました。
章の書き方も
気になり興味深かったです。
第一章
切落之事(きりおとしのこと)
・・・・切落とすとは、共に何時の間にやら、敵にあたる一拍子なり。
(「一刀流兵法箇条目録」より)
第二章
狐疑心之事(きつねぎしんのこと)
其敵に対して斯くしたらばかうやあらん、
かくやあらんと疑ひ居る内に敵にうたる々と云ふ意味なり。
(「一刀流兵法箇条目録」より)
第三章
目心之事(もくしんのこと)
目心とは、目で見るな、心で見よと云ふ事なり。
(「一刀流兵法箇条目録」より)
第四章
二之目付之事(にのめつけのこと)
先づ敵を一体に見る中に、目の付け所二つあり、
切つ先に目を付け、拳に目を付く、是れ二つなり。
(「一刀流兵法箇条目録」より)
第五章
斬春風之事(しゆんぷうをきるのこと)
稲妻のぴかりとする内に、春の空を吹く風を斬る如くなり、
一切止まらぬ心なり。
(沢庵禅師「不動智神妙録」より)
第六章
松風之事(まつかぜのこと)
松風とは、合気をはづせと云ふことなり。
松に風あれば、さわさわして常に合気なり。
(「一刀流兵法箇条目録」より)
第七章
遠近之事(えんきんのこと)
遠近とは、敵の為に打つ間遠くなり、自分之が為に近くなれと云ふ事なり。
(「一刀流兵法箇条目録」より)
第八章
風水之事(ふうすいのこと)
風水の音をきくと云事、上は静に、下は気懸に待也
(柳生新陰流「兵法家伝書」より)
第九章
無他心通之事(むたしんつうのこと)
無他心通とは、敵を打つ一偏の心になれと云ふ事なり。
(「一刀流兵法箇条目録」より)
第十章
残心之事(ざんしんのこと)
・・・・心を残さねば残ると云ふ理もあり。
もどるの心なり。
(「一刀流兵法箇条目録」より)
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